住むなら戸建て? それともマンション? マンションデメリット編
戸建てに住むかマンションに住むか,どちらがいいのか考えたことがあると思います.
戸建てにもマンションにもそれぞれにメリットやデメリットがあります.どちらがより優れていると一概に言えるものではありませんので,どちらが自分の暮らしに向いているのかを考えましょう.
マンションのデメリットを考える
・生活音のトラブルが起きやすい
たくさんの人が集まって住むマンションなので,たくさんの生活リズムがあります.静かに過ごしたい時間帯に,上下階や隣の人の足音や家電の音など,生活音が聞こえることも珍しくはありません.
音や振動に対しての過敏さは人それぞれなので,自分では大したことがないと思うようなことでも相手にとっては耐えられないといったことがあり得ます.もちろんその逆で,隣人にうるさいのを改めてくれと申し入れても改善されないことがあるかもしれません.
・リフォーム・リノベーションに制限がある
マンションで自由にリフォーム・リノベーションができるのは,占有部分のみ.バルコニーやルーフバルコニー,ベランダ・玄関ドア・インターホン・パイプスペースなどは共用部分なので,勝手に手を入れることはできません.
・有事の際の意思決定が煩雑
滅多にないことだと考えたいですが,大規模災害などで建物が被害を受けた場合は大変です.
例えば大きな地震で建物に被害が出たら,管理会社を含む民間の調査会社に依頼して建物の補強の必要性や復旧が可能かどうかなど客観的なデータを揃えます.
その後住民の総会を開いて復旧工事をするのか,解体して建て替えするのか,もしくは解体して更地を売却してお金を分配するのか…といったさまざまな手段を検討していくことになります.それぞれの事情を持った多くの家庭がありますから,総意をとるのはなかなか困難であると想像できると思います.