資産価値が下がらない土地選び
資産として残るような土地を選ぶには,どんなポイントがあるか見ていきます.
・土地の大きさ
大きすぎず,小さすぎず,その地域ごとに標準的な大きさの土地が売れやすいです.東京の一等地では20坪くらいの土地が売られていますが,車移動が当然の地方では50坪くらいが標準で,それ以下の広さの土地はほとんど無いというようなことがあります.
・土地の形
正方形や,接道が長い長方形の土地は使いやすく,人気が高い形状です.逆に旗竿地,接道の短い長方形,不整形地などは人気が低くて売れにくい傾向があります.
・高低差
敷地内の高低差が大きいと,階段を作る必要があるなどで建築コストが上がるため不人気です.高低差がなく、平らな土地ほど資産価値は高く保てます.
・郊外のニュータウン
同一時期にたくさんの新築が建った団地やマンションのある地域では,やはり同じような時期に売却を検討する人が増え,供給過多になります.となると,北西の角地よりも東南の角地の方が高いなど,それぞれの条件を吟味されることになります.
そのほか,擁壁の工事の有無や災害リスク,利便性などさまざまな要因が価格に反映されます.
この土地はどうかな?と思うとき,ぜひプロの見立てを判断材料にしてください.