住むなら戸建て? それともマンション? 戸建てデメリット編
戸建てに住むかマンションに住むか,どちらがいいのか考えたことがあると思います.
戸建てにもマンションにもそれぞれにメリットやデメリットがあります.どちらがより優れていると一概に言えるものではありませんので,どちらが自分の暮らしに向いているのかを考えましょう.
戸建てのデメリットを考える
・維持管理の大変さ
管理費や修繕積立金を払って,専門の業者に維持管理に入ってもらうマンションとは違い,戸建ての維持管理は全て自分でやることになります.季節ごとの庭や植栽の手入れも,楽しめているうちはいいのですが,多忙な仕事の合間を縫ったたまの休みでも,暑さ寒さが厳しい日でも「やらなければ」ならないのはなかなかツライものです.台風などの災害や経年劣化で屋根や外壁などの修理を行う場合には,まとまった費用が必要になることもあります.
・セキュリティー対策が必要
エントランスのオートロックや防犯カメラ,また他の住民の目があるマンションとは違い,独立して建っている戸建てはマンションに比べて外から侵入しやすいのが特徴です.外から見えるようにフェンスや植栽を低くする手段もありますが,外から丸見えの家では寛ぐことができません.
ホームセキュリティーを入れたり,窓に補助鍵をつけたり・防犯フィルムを貼ったりするなどの対策を考える必要があります.
・気密性・断熱性が低い
気密性・断熱性が低いといっても余程の築古でない限り,すきま風ビュービューでまるで外にいるのと同じ…という家はないでしょうが,マンションと比べると「低い」です.
高機密・高断熱を押し出した住宅メーカーも増えていますが,性能の高いサッシや断熱材はそれなりのコストがかかります.とはいえ手を抜いていい部分でもありませんので,気密性・断熱性は確保してくださいね.